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和解

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アルコール依存症と統合失調症の兄弟が10年振りに和解する席に、同席させていただきました。


ご兄弟には両親はいません。


父親のお兄さん夫婦が二人を育てられ、お兄さんは社会人になり、家庭をもたれています。



学生だったお兄さんは弟さんのために借金までして何度も助けられたのですが、行き詰まり、もう電話もするなと縁を切られてました。



2年前から私たちが弟さんの支援を開始し、1年前に幻聴から黙って関東に出て未遂事件をおこし措置入院になった時も、次の医療保護入院を岡山の病院にお願いし、関わり続けています。



入院先の病院にお兄さんと訪ねると、弟さんは顔が強ばりました。



でも、お兄さんが、あの時の言葉を詫びられ、一緒に来られた小学生の娘さんも笑顔で話して、お土産を渡したりしたので、やっと笑顔になり、和解できた事を喜び、弟さんも散々迷惑かけた事を謝られました。



学生だった自分には、あれが限界だった、でも今は弟の病気は理解できると、九州から出て来られたのです。


時折、私たちが弟さんの様子を知らせていたので、私たちの関わり方に安心されたそうです。


2年の関わりで出来た弟さんの三冊のアルバムに、とても喜んでくださいました。




そして、この事を、最初から関わってくださった岡山市の、ある職員の方に報告しましたら、電話の向こうから涙声が返ってきました。



障害者の家族は大変な思いをされています、

疲れ果て、どうしょうもなくなる家族も少くありません。


ご両親がいない、この二人きりの兄弟が和解できた


私たち、そして職員の方にとり、こんな嬉しい事はありません。



私は、電話で

「目頭が熱くなりました」と言われた職員の方の温かい思いに、この方と一緒に関われたことに改めて感謝しました。



夕方 弟さんから


今日は 兄貴を連れてきてくれて、ありがとうございます。 和解できてほっとした。


と電話がありました。



外は寒いけど、何となく 温かい気持ちになれた日でした。



頑爺
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プロフィール

Author:きずな事務局
 「岡山・野宿生活者を支える会」は2002年12月より「岡山の野宿生活者の冬を支える会」として、市内キリスト教会のメンバーが中心になり活動を開始しました。
 現在は、週に一度の炊き出しを基本にしながら、日中の市内巡回や夜回りを行い、出会いの場を広げ、自立支援にも力を注いでいます。
 また、行政、医療、司法、福祉専門職との協働による法律・生活相談等、各専門分野の方々との連携によって総合的な自立支援を行えるような体制が整ってきました。
 2009年12月からは、岡山市からホームレス対策事業の委託を受け、岡山市内で就労自立へ向けた施設を運営しています。
 また、NPO法人格を取得し2011年12月28日よりNPO法人「岡山・ホームレス支援きずな」として法人としての活動を開始しました。

<お問い合わせ>
〒700-0821
岡山市北区中山下1-5-25 
(公益財団法人YMCAせとうち 内)
電話:086-221-2822

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