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心が折れたから

先日、島根県にある松江刑務所へ、Yさんの面会に行ってきました。


Yさんは70歳で、前科17犯です。


昨年の暮、知り合いの警察の方から、Yさんの弁護士にきずなの活動を教えてよいか、と連絡があったのがかかわりの始まりでした。


Yさんは逮捕されてもいままで絶対に余罪は言わなかったそうですが、今回は『心が折れたから』と自分から発覚していない未遂の件まで自白したそうです。



その言葉を彼が聞いて『今なら立ち直れる』と思い、出所後、帰る場所と信頼できる人たちがいれば立ち直れる、と私たちに繋いでくださいました。



それから面会と手紙で、お互いの理解と信頼を深めていました。



今回、刑務所に面会に行ったのは寒くなり健康が心配だったのと、顔を見たいという思いからでした。


IMG_8531.jpg


この日は、6℃。

底冷えのする寒さでした。

未だ暖房も入っていない刑務所でしたが、Yさんは思ったより元気で、ほっとしました。



半年ぶりに会う彼は白髪が増え、少し老けた様子でしたが、生き生きとしているようにも見えました。



彼は妹さんに今までのことを詫びる手紙を書いたそうです。


返事はこないけれど、少しづつ思いを伝えたい、そんな素直な思いを聞けて安心しました。



「何か差し入れて欲しい物はありませんか。」と訊ねると「いりません。」との答え。

それでも何度か訊ねると、 遠慮がちに「できたら運動靴が欲しい。」と言われたので、運動靴を売店で買って差し入れました。



帰る時に

『頑張ります』 と言ってくださいました。



出所したら、Yさんは73歳です。


彼は働きたいと言ってます。

その為に体を鍛えてるそうです。


僕は、彼にどんな仕事ができるのか、残りの人生を彼がどう生きるのがよいかを考えながら、彼を待ちます。


彼の手を握れるその日を心待ちにして。



頑爺
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プロフィール

きずな事務局

Author:きずな事務局
 「岡山・野宿生活者を支える会」は2002年12月より「岡山の野宿生活者の冬を支える会」として、市内キリスト教会のメンバーが中心になり活動を開始しました。
 現在は、週に一度の炊き出しを基本にしながら、日中の市内巡回や夜回りを行い、出会いの場を広げ、自立支援にも力を注いでいます。
 また、行政、医療、司法、福祉専門職との協働による法律・生活相談等、各専門分野の方々との連携によって総合的な自立支援を行えるような体制が整ってきました。
 2009年12月からは、岡山市からホームレス対策事業の委託を受け、岡山市内で就労自立へ向けた施設を運営しています。
 また、NPO法人格を取得し2011年12月28日よりNPO法人「岡山・ホームレス支援きずな」として法人としての活動を開始しました。

<お問い合わせ>
〒700-0821
岡山市北区中山下1-5-25 
(公益財団法人YMCAせとうち 内)
電話:086-221-2822

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